老朽化した建物を診断し、安全な状態を取り戻す

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老朽化診断で行う複数の調査

基本となる目視・打診調査

老朽化診断で最も一般的に行われるのが、目視と打診による調査です。
屋上防水に異常がないか、外壁が剥がれていないかを確認する作業です。
年数が経過した建物では、こうした問題が起きやすいため、発見した場合は速やかに対処する必要があります。
鉄部に錆が発生していないかも、この調査で確認します。
また、老朽化診断では書類調査も実施します。
過去の修繕履歴を確認する作業で、これまでの補修内容を把握することで、建物がどのようなトラブルを起こしやすいかがわかります。
弱点を把握しておくと、今後のトラブルを未然に防ぐための対策を立てやすくなります。
定期的に記録を確認することで、建物を長期間にわたって安全な状態に保つことが可能になります。

細部まで確認する専門調査

老朽化診断では、物性調査も実施します。
建物の構造に問題がないか、仕上げ材がしっかりと接着されているかを確認するための調査です。
問題が見つかった場合は、建物の構造から改善する必要があります。
大規模な工事になることもあるため、時間と費用がかかる点を理解しておいてください。
赤外線調査では、赤外線カメラを使って建物を撮影します。
浮きやひび割れが生じている部分を詳しく解析でき、適切な補修方法を導き出すことが可能です。
目視では発見しにくい異常も検知できるため、精度の高い診断につながります。
給排水管調査では、ファイバースコープと呼ばれる専用の機器を使います。
配管の内部を直接確認できるため、外部からはわからない異変も見つけることができます。
それぞれの調査を組み合わせることで、建物の状態を総合的に把握できます。


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